工事前 完成後
全体的に錆びて、みすぼらしい外観の鉄骨階段が区画整理の関係も有り改修工事の対象に。
通常の塗装主体の改修工事と違うのは、区画整理の際、階段隅の極一部が障害となる事。
工事前 切除、整形後
赤丸で囲った踊り場の隅が１６０㎜程度区画整理に干渉するらしく、切除する事に。
豆腐やチーズをカットするのとは当然違います。多寡が１６０㎜、されど１６０㎜です。
念の為にカット寸法を再確認 溶断作業状況
天候状況も気になります。加工後早めに錆止め塗装を施す必要性も有ります。ベテランの鍛冶職人でも、溶断、溶接作業、整形となれば一箇所の加工で丸一日作業箇所は二箇所です。
何故なら塗装の出来ない天候が続くと発錆を生じます。
錆止め塗装一回目 全体完成後
（奥の白い部分は灰色錆塗料施工後）
作業員の日頃の行いが良かったかは定かでは有りません。が、天は味方をしてくれた様です。
ヤキモキする数日が無かった訳では有りませんが、一層目の赤錆はすぐに施工が出来ました。
この階段塗装の施工計画は、エポキシ下塗り（錆止め塗装）が二工程（赤と灰色で各々一工程）
その後、ふっ素樹脂の超耐候性塗料の中塗り～上塗りと、合計四工程を要す塗装作業です。
一般的な集合住宅等の修繕工事の鉄部塗装とは、使用する塗装材料も作業工程も違います。
他の改修部分を含め、気持ちの休まらない工事期間でしたが、何とか引渡し迄漕ぎ着けました。
他の工事箇所は機会が有れば・・・次回以降に。
やっと、やっと「大和の焼酎・和みの原酒３７度」と対面の機会が訪れました。ウィ～！
本社 工事部 藤川
