工事部情報&ブログ

中空セメント板・・・難敵 その② 


6階建てのマンション西面外壁、タイル壁面の下地が中空セメント板です。と、

前回の工事情報でお伝えし、工事への取組み等書かせて頂きました。

今回はその続編で、この改修工事の大凡の流れを説明させて下さい。

下地が中空セメント板故、簡単に剥離作業には掛れません。
穴が無数に開く事を避ける為に通常に比較し、神経を使った調査、作業となり、
効率の悪化にさらに拍車を掛ける状況となります。(季節は梅雨なのに!)
(今年の梅雨は雨が少なく、結果的には助かりましたが・・・。)

調査に従い、浮きタイルを計画的に撤去し、下地清掃、処理後、新しいタイルに貼替、
或いは注入処理補修を併用し剥落、落下の危険を回避、目地及びサッシ廻りの
シール全面打替後、漏水調査を兼ねて高圧水洗浄を施工面全体に施工、
居住者様へのアンケート結果は、<外壁面からの漏水が解消>出来た様です。

*後悔・・・漁港に近い現場の立地から、美味しそうな海鮮料理の店が並んでました。
工事完了までに、一度は何処かのお店に・・・!が叶わなかった事でしょうか?!

本社工事部 藤川