- 1つはコンクリートを保護すること。
- 2つめは建物の美観性を向上させることです。
本来、建物のコンクリートは強アルカリ性であり、そのため内部の鉄筋が錆びずにコンクリートと一体化することで強度を維持しております。 そのコンクリートは風雨や紫外線、空気(二酸化炭素)等にさらされることによって表面からアルカリ性が徐々に失われていく現象が発生します。 それがコンクリートの中性化という現象です。 コンクリートの中性化が進むと鉄筋が錆びやすくなり、コンクリートの
強度が落ちます。 その中性化を抑制するための目的として塗装仕上げが存在します。
例えるなら、女性の方がお化粧をする事に似ています。1つに紫外線・その他からお肌を保護することでシミやそばかすを防ぐこと、2つめにお肌の色彩を美しく整えることが目的になっていると思います。
建築の塗装も同じことなのです。 紫外線・その他の有害物質からコンクリートを保護することで中性化を抑制し、さらに建物の価値を高めるために美観性を向上させます。 外壁塗装は、建物を末永く大切に維持するうえで必要不可欠な作業なのです。
次にその塗装被膜について簡単にご説明いたします。 塗料は一般的に通常液体であり、その液体を現場で塗装することで被膜を成形させます。 地球には引力があることから、立面(壁面)に塗装する際に多くの量を一度に塗装すると垂れてしまい、1度の塗装量(塗布量)が限られてしまいます。よって同じ色を2回に分けて塗装している光景をよく目にするわけです。
カタヤマの職人はこれらのことを1つ1つよく理解したうえで、お客様の財産であるマンションを修繕させていただいております。
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